直江津港沖でボートのエンジンかからず 釣り男性2人を救助

上越海上保安署によると2024年8月24日午後10時13分、釣りをするため新潟県上越市の直江津港沖でプレジャーボートに乗っていた男性から「ボートのエンジンがかからなくなったので助けてほしい」という旨の118番通報があった。同署の巡視艇たつぎりが出動し、ボートをえい航して救助した。ボートには男性2人が乗っていたが、いずれもけがはない。

左が故障したプレジャーボート、右が巡視艇たつぎり(上越海上保安署提供)

同市の会社員の40代と50代の男性は同日午後8時頃、有間川沖で釣りをするため直江津港漁港区を出港した。航行中、ボートのエンジンが度々停止するため港に引き返していたところ、午後8時30分頃に直江津港沖防波堤北灯台から南西に約6.5kmの海上でエンジンが停止。自力復旧を試みたが航行不能となったため救助要請し、翌25日午前2時43分に直江津港までえい航救助された。ボートの故障原因は調査中。

ボートは長さ約6m、幅約2m。当時の気象は晴れ、北東の風2m、うねり0.3m、波0.1m、気温34度だった。

ボート故障位置付近

記事参照元:上越タウンジャーナル