米こうじ甘酒「晴れたらイイな!」 上越市の町田醤油味噌醸造場が発売

新潟県上越市東本町3の町田醤油味噌醸造場は2025年1月、米こうじ甘酒「晴れたらイイな!」を発売した。県産米の米こうじから作られた甘酒は、ほんのりとした自然の甘みの優しい味で、意表を突くネーミングと青空と白い雲のパステルカラーのパッケージデザインも相まって好評だ。

町田醤油味噌醸造場の甘酒「晴れたらイイな!」

みそなどの醸造に欠かせない米こうじは、蒸した米にこうじ菌を付着させ発酵させて作る。晴れたらイイなは無加糖で米こうじだけで作られているため、アルコールは含まれておらず、子どもや酒の弱い人でも気軽に飲める。

希釈用で、水や湯、牛乳、豆乳などで薄めて飲むほか、薄めずにヨーグルトやグラノーラにかけてもいい。おすすめは冷凍庫で凍らせて、フルーツや牛乳と一緒にミキサーにかけて作る「甘酒スムージー」で、季節を問わず味わえる。

青空と白い雲のパッケージも好評

同社では2017年頃から甘酒を販売しており、美容などを意識する30代から40代の女性が主に購入している。このため30代から40代の女性をイメージしたパステルカラーのパッケージをデザイナーに依頼したところ、青空のデザインの提案があり、町田靖典社長(47)が一世代上の50代女性も含めた購買層にささる商品名をと、2人組バンドの「DREAMS COME TRUE(ドリームズ・カム・トゥルー)」のヒット曲「晴れたらいいね」を参考にネーミングした。

1月11日に発売し、「パッケージがかわいい」「さわやかな気分になる」などと好評だという。町田社長は「3月14日のホワイトデーのちょっと変わったお返しにしては」と話している。

280g入り(要冷蔵)で、価格は店舗や販売方法によって異なる。同社、「さくら百嘉店」(上越妙高駅内)、「さくら百嘉店 発酵プラス」(大道福田のあるるん畑内)、やまぎし酒店(妙高市諏訪町1)で販売している。問い合わせは025-523-4367


www.machida-shouyumiso.co.jp

記事参照元:上越タウンジャーナル