上教大附属中の生徒が和装で本町ガイド
江戸時代の町人が町ガイド!
高田本町商店街にある老舗や名物の魅力を観光客に伝えようと、上越教育大学附属中学校の1年生が観光ガイドに挑戦しました。
着物姿にタブレットをもって話しているのは附属中学校の1年生です。生徒は来年の春、高田城址公園観桜会にあわせ、サクラや本町商店街を案内する観光ガイドを目指しています。
この日はその事前学習として、商店街の老舗をめぐるツアーを想定しました。1年生有志17人が商店街の関係者などを相手に8店舗を案内しました。生徒のいで立ちは江戸時代の町人や侍などをイメージしています。
本町商店街が城下町の江戸時代から続いてきたことを知って変身しました。ツアーの参加者にも大うけです。
生徒
「杉田味噌屋(店先の)桶は200年使用。新しい桶で蔵出しした味噌が新商品。初桶芳熟」
生徒はこの春、中学校に入学するとまもなく本町商店街に通って現地学習をはじめました。
生徒
「(本町には)歴史がある店がたくさんある。伝統の味や技を引き継ぐのが魅力。(観桜会の)観光客は本町に立ち寄らない。そこを繋げてどちらも盛り上げたい」
生徒
「わたしも買いたい商品があった。みなさんのガイドをできて良かった」
参加者
「(中学生ガイドは)一生懸命で着物を着てかわいらしかった。知っているお店だが改めて説明をしてもらい、たくさん買った。楽しかった」
生徒は今回の体験をまとめ、来年春のデビューに生かしていくことにしています。
今回のガイドでは、初めて着物を着た生徒もいました。足には雪駄をはきましたが、多くの生徒が靴下のままで慣れないながらも、頑張ってガイドを務めていました。来年春には、商店街とともに本番にのぞみます。
記事参照元:上越妙高タウン情報