新潟県センバツ学童野球大会 新井、上越勢初V 決勝で逆転1点差守り切る

上越勢初優勝を果たした新井ジュニアのメンバー(提供写真)

北野屋スポーツ旗争奪第15回新潟県センバツ学童野球大会がこのほど、新潟市・城山運動公園野球場などで行われ、新井ジュニアが上越地区勢として初優勝を果たした。

大会には県内各地区代表の32チームが出場。新井は1回戦から活発に得点を重ね、決勝に進出。それまでと一転、両川スポーツ少年団(新潟地区)との決勝はしのぎ合いの展開となり、新井は1点を追う三回裏、一死から9番和田遥太(新井小新4年)が中堅越え二塁打で出て、二死一、二塁打の後、兄の3番和田育太(同新6年)が左翼越え2点二塁打を放ち逆転した。

投げては左腕和田育が走者を出しながらも連打を許さず、六回を1点に抑え、2―1で勝利した。

山崎美依主将(新井小新6年)は「みんなで勝ち取った優勝。優勝を決めた瞬間にマウンドに集まって喜び合えて最高だった」と歓喜を振り返った。今季幸先の良い出だしに、手塚満宏監督は「みんな仲良しで、チームワークが良い。硬くならずに思い切りプレーしていたのが良い結果につながった」とメンバーをたたえた。

上越勢の結果は次の通り。

▽1回戦
新井ジュニア(上越)9―3小千谷ブラックホークス(中越)
春日新田ユナイテッドファイターズ(上越)10―0大淵スナイパーズ(新潟)
巻北ベースボールクラブ(新潟)9―4能生スーパービクトリーズ(上越)

▽2回戦
新井ジュニア18―1亀田少年野球クラブ(新潟)
胎内フレンズJr(下越)10―5春日新田ユナイテッドファイターズ

▽準々決勝
新井ジュニア7―5旭スポーツ少年団(中越)

▽準決勝

新井ジュニア

72113|14
10132|7

漆山少年ファイターズ(新潟)

(新)関、尾崎、手塚―吉田
(漆)小林璃、太田、高橋康、小林陽―田辺

▽本塁打 吉田(新)▽三塁打 太田(漆)▽二塁打 和田育、関、吉田2、清水(新)

▽決勝

両川スポーツ少年団(新潟)

010000|1
00200×|2

新井ジュニア

(両)戸松、佐藤―佐藤、高橋璃
(新)和田育―吉田

▽三塁打 高橋璃(両)▽二塁打 清野、乙川、高橋璃(両)和田遥、和田育

記事参照元:タイムスLite