女性1人でも入店しやすい!厳選ワインを提供するバー「日本ワイン なでしこ」
上越市本町5丁目に女性ソムリエが厳選した日本ワインをグラスで楽しめる店「日本ワイン なでしこ」が去年12月にオープンしました。
なでしこがオープンしたのは上越市本町5丁目、本町商店街のアーケード下です。
店を切り盛りするのは日本ワイン業界に20年ほど携わり、ソムリエや日本ワインマスターの資格を持つ藤井佳美さんです。
店は午後4時からのオープンで、会合や飲み会の前に立ち寄って一杯楽しんだり、二次会やタクシー待ちの時間などに気軽に利用してほしいと本町商店街に出店しました。
女性1人でも気軽に入りやすいように、店内は白を基調にした明るい雰囲気。席はカウンター10席、2人掛けのテーブル席を2つ用意しています。ワインの色が見やすいように、カウンターの色は白にこだわりました。
同店で提供しているのは日本産ブドウ100%を使って国内で作られた日本ワインです。
藤井さんは日本ワインの業界で長年働いていたことから、海外産のワインよりも親しみやすい日本ワインにこだわり、気軽にワインを味わってもらいたいと出店しました。藤井さんによりますと日本ワインの魅力は、ラベルから産地、味わいの情報がわかりやすいこと、ワインがきっかけになってワイナリーを訪ねるなど旅のきっかけになること、さらには和食や家庭料理などの食事にも合うことです。もっと多くの人に日本ワインのことを知って、親しんでほしいと話します。
同店では藤井さんが選んだ7~8種類ほどの日本ワインが楽しめますが、提供しているワインの銘柄は固定していません。
ここ最近増えてきている新潟県内産のワインは必ず数種類用意していますが、そのほかは地域やテーマを変えて、不定期で提供する銘柄を入れ替えています。
取材時に提供していたのは北海道のワインですが、今後は復興応援というテーマで能登など北陸のワインを提供したり、観桜会の季節はロゼワインを集めて提供する予定だということです。
赤、白、スパークリングワインをバランスよく揃えていて、グラス1杯700円~1000円オーバーとスタンダードからハイクラスのものまで幅広く用意しています。
ワインだけでなくビールやウイスキー、日本酒も用意しているほか、お酒があまり強くない人や十分飲んだ人にはコーヒーやアイスクリームも提供します。
フードはガーリックバター、塩昆布バター、チーズから好きな味が2つ選べる「バケット」(300円)や、生ハム、ピクルス、チーズ、レーズン、クラッカーなどがセットになった「おつまみ盛り合わせ」(1000円)があり、ワインとよく合うミニおつまみも各種用意しています。今後は提供するワインのテーマや地域に合わせて、その地域の郷土料理もおつまみとして登場する予定です。
店主 藤井佳美さん
「ワインは難しいと思われがちですが、日本ワインはとても親しみやすいものです。気取らずにワインを飲みに来てください」
同店では一般社団法人ソムリエ協会が主催する「ワイン検定 ブロンズクラス」を4月5日(土)、7日(月)の2日間開催します。これは入門編として、家庭でのワインライフが楽しくなる知識が習得できる講習会です。各日10名限定で、現在参加者を募集しています。詳しくは日本ワインなでしこのインスタグラムをチェックしてください。申込みはソムリエ協会のホームページから行ってください。
※記事中の価格はすべて税込み表記です。
店舗情報
日本ワイン なでしこ
■住所:上越市本町5-3-26
■営業時間:16:00~23:00(22:30LO)
■定休日:水曜
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記事参照元:上越妙高タウン情報