上越市仲町3の懐石料理店「和の食 樹翠」運営の「Foodentity」が破産へ

新潟県上越市仲町3の懐石料理店「和の食 樹翠」(2024年4月から休業)を運営する「Foodentity(フーデンティティー)」(資本金100万円)が2025年2月6日に新潟地裁高田支部より破産手続き開始決定を受けた。帝国データバンク上越支店によると、負債は約5000万円と推定される。

上越市仲町3の懐石料理店「和の食 樹翠」(2024年4月から休業)

同社は2019年7月に設立され、2020年4月に和の食樹翠をオープン。代表は料理コンテストなどで受賞経験があるも、コロナ禍で客足が増えず、2023年6月期の年間売上高約2300万円にとどまっていた。損益面でも赤字決算が続き、債務超過となっていた。

2024年4月には店舗を休業し、代表は出張料理人として活動していたが、先行きの見通しが立たず、事業の継続を断念し今回の措置となった。

記事参照元:上越タウンジャーナル